ATSUSHI(あつし)一酸化炭素中毒なぜ?一人だけの理由と飲食店はどこ?

人物

先日、EXILEのメンバーとして活躍するATSUSHI(あつし)さんが、体調不良によりライブ出演の見合わせと休養を発表しました。


そして、その体調不良の原因は、飲食店での一酸化炭素中毒が原因だといいます。

一酸化炭素中毒と聞くと、すごく危険な気体で、重大な事故を引き起こしたり、人体に恐ろしい影響があるもの、という認識があるのではないでしょうか。
それと同時に、「日常生活を送る分にはあまり関係なさそうだな」と思っている方も多いかもしれません。

しかし実は、意外と身近なところにその危険が潜んでいて、誰にでも起こりうることだというのをご存知でしょうか。

今回は、ATSUSHI(あつし)が一酸化炭素中毒に陥ったのはなぜか、一人だけの理由と飲食店はどこか、について調べてまとめました。

ATSUSHI(あつし)一酸化炭素中毒なぜ?

所属事務所によれば、3月半ばに仕事関係者と訪れ、会食で利用した飲食店が原因のようです。

以下所属事務所コメントより抜粋

・3月半ばに体調不良の報告を受けた
・仕事関係者とともに行った会食の後に症状が出た
・検査の結果、一酸化炭素中毒であることが判明
・4月時点で症状が改善しないため休養することを決定


「普通に飲食店で食事をしているだけでなぜ?」
「そんなに症状が長引くもの?」

この記事を読んで、そう思われる方もいるかもしれません。

しかし、(もちろん営業する上であってはならないことですが)実は飲食店で一酸化炭素中毒が起きること自体は、メカニズムとして決して稀なことではありません。

一酸化炭素中毒とは、炭素が燃焼した時に発生する一酸化炭素が、何らかの理由で大量に体内に取り込まれることで、様々な体の不調や異変をきたすおそろしい病です。

喚起が十分になされていない店内で、例えば七輪を使った焼き肉喚起不十分な厨房での調理などが行われることで、どこでも発生する恐れがあります。

一酸化炭素中毒を起こさないためには、

・喚起をしっかり行い密室状態を作らない
・一酸化炭素を検知する警報機器を店側が設置する
・機器の掃除や点検を日頃から怠らない

ことが大切です。

稀なことではないと言っても、知識と日頃からの危機意識をもっていれば防ぐことができる事故なので、そこはしっかりと対応して頂きたいものです。

一人だけの理由

今回の報道を受けてネット上では、

「なんで会食なのに一人だけ体調崩すの?おかしくない?」

「他の人は大丈夫だったのかな」

といった声も飛び交っています。

店内で何人も倒れて救急搬送されるようなら話は別ですが、もしかしたら同席した方々は軽症もしくは無症状だったのかもしれません。

会食の場ということで表舞台に立つ方ばかりではないでしょうから、詳細は報道せず伏せられているのかもしれませんね。

また、一酸化炭素中毒には、かかりやすい人とそうでない人が存在します。

かかりやすい人の例としては、高齢者や胎児や肺に疾患を抱えている人など。また、呼吸の回数が多い幼児についても、症状を呈しやすいんだそう。

曝された時間や呼吸器の状態によっても症状の発生に違いがみられるようなので、そういった事情もあるのかもしれません。

飲食店はどこ?

今回会食で利用した飲食店とは、一体どこなのでしょうか。

調べてみましたが、具体的な飲食店名までは確認できませんでした。

ネット上では、様々な憶測が飛び交っています。

「大物アーティストの会食の場だからやっぱり高級店かな?」

「個室の店で、喚起が行き届かなかったのでは?」

「地下にある焼き肉店の可能性もあるんじゃないか」


「著名人」「会食の場」というワードから「高級焼き肉店ではないか?」と推測する声が多く聞かれました。
しかし、過去に起きた事例の場所を見ると、ラーメン店やファーストフード店、一般企業の食堂など、そのジャンルは多岐に渡ります。

肉を焼くのに七輪を使用することから、焼き肉店の印象を強く持ってしまいがちですが、実際のところは「なんの店か」ではなく「どんな環境で調理していたのか」なのですね。

今回の件でいえば、「会食の後に体調不良」が起きたということで、ATSUSHIさんには具体的な飲食店の心当たりがあるのでしょう。

もしかしたら、既に該当店舗には保健所等の検査が入っている可能性もありそうですね。

長引く療養の理由

3月に体調不良を起こして、4月時点でも症状が治まらない、まして6月まで休養なんて「なにかあるのでは?」と思われる方がいるかもしれません。

実はこれが一酸化炭素中毒の恐ろしいところ。

一般的には軽症であれば数時間から数週間で軽快すると言われています。
しかし、一旦症状が軽快したと安心したのもつかの間、数日から数週間たってから突然症状がぶり返してくることがあります。


慢性的な頭痛や吐き気、視覚障害(見えづらい、目がチカチカする等)の他、短期記憶力の低下など意識障害をともなうこともあるんだとか。
年齢によっては認知症と誤診されてしまうこともあるようです。

ATSUSHIさんの場合、4月の時点でも引き続き自覚症状があり、6月まで休養されるということなので、もしかしたら上記のような遅発症状が出ているのかもしれません。

一度治ったと思っても油断できない、おそろしい病ですね。

まとめ


今回は、ATSUSHI(あつし)が一酸化炭素中毒に陥ったのはなぜか、一人だけの理由と飲食店はどこなのかについて調べてまとめました。

・喚起が不十分な環境であればどこでも起こりうる
・同席者については軽症もしくは無症状の可能性も、中毒になりやすい人とそうでない人がいる
・眩暈や頭痛といった急性症状の他、数週間後に出る遅発症状も一酸化炭素中毒の特徴

最初の1か月半は激しい頭痛と眩暈で起き上がることもままならなかったというATSUSHIさん。
現在どの程度の症状を呈されているのか非常に心配です。

今はしっかりと休養に専念をして、またライブで元気な姿と美声を聞かせていただきたいですね。

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