もうすぐ待ちに待ったゴールデンウィークですね!
わが家は実家から離れた場所に住んでいるため、帰省には新幹線か飛行機が必須。
そこで一番気がかりなのが、まだまだ長時間じっと座っていることが難しい子供たちの対応。
大きな声を出したり走り回ったりしないよう、周りの方に迷惑をかけないように気を張り詰めて過ごす移動時間。
親御さんもすごく大変ですよね…
今回は、そんな小さなお子様連れのファミリーにおすすめな車両情報(最新の2023年度版)と、JR東海ツアーズが主催する「お子様連れ専用車両」に実際乗ってみて感じたことをまとめます!
新幹線おすすめファミリー車両2023
JR東海が主催している「お子様連れ専用車両」を知っていますか?
以前の「ファミリー車両」という名称から変更し、サービスや内容も新しくなりました。
双方の実家まで新幹線移動必須のわが家は、毎年帰省時に必ず利用しています!
2023年のゴールデンウィーク期間にもこの専用車両が設定されており、実施期間や予約方法などは以下の通り。
JR東海 お子様連れ専用車両
・実施期間:2023年4月28日(金)~2023年5月7日(日)
・車両:「のぞみ」号12号車に設定
・発売開始:2023年3月22日(水)14時〜
・発売場所:JR東海ツアーズHP、JR東海ツアーズ「ぷらっと旅・コールセンター」、JR東海ツアーズ各支店
【お子様連れ専用車両チケット】JR東海公式HP
・利用条件:大人1名と乳幼児含む小学生以下のこども1名より申込可(大人のみ、こどものみは不可)。
通常期に比べて非常に混雑する、大型連休中の新幹線。
お子様連れ専用車両は(新幹線自体、移動手段として割高なせいもあるのか)、比較的空いていて予約をとりやすいという一面もあります。
お子様連れ専用車両に乗ってみた
実際にお子様連れ専用車両を利用する中で、「本当に便利だなー!」と思う部分と、「もっと◯◯だったらいいのに」と思う部分もあるのが正直なところ。
お子様連れ専用車両を利用する前に知っておきたい、メリットとデメリットをまとめました。
お子様連れ専用車両のメリット
1.一両まるごとお子様連れ専用
周りもみんな乳幼児を連れた、いわば同志。
あんまり泣いてしまったら席を立ちますが、多少のグズグズであればみんな優しい眼差しで見守ってくれます。
これが本当にありがたい。
2.多目的室が近い
特に乳児を連れたママさんが気になるのがこの点ではないでしょうか。
授乳等で利用することができる多目的室は、のぞみの場合11号車にあります。
2023年のGW期間中は、お子様連専用車両が12号車に設定されています。
隣の車両なので、赤ちゃんを抱っこしてすっと移動できるのが嬉しいですね!
3.1000円分の電子クーポン付き
お土産やお弁当、飲み物などに交換できる1000円分の電子クーポンつきなのも、嬉しいポイント!
わが家はお弁当代の足しにしたり、売店に置いてある新幹線型のペットボトル(割高だけど、こどもが欲しがるんですよね…笑)を購入して、新幹線旅を楽しむおともにしています。
注意点は、乗車駅または降車駅にあるキヨスクなど、指定の売店でしか使えないこと。
乗車前は何かとバタバタしがちですが、忘れずにクーポンを使用して買い物を済ませておくことをおすすめします。
4.混雑が予想される期間には本数拡大
通常期は午前と午後に片道1本ずつ(計2本)の運行ですが、年末年始やGW期間などの繁忙期は片道4本に増便されます。
「そんなに少ない本数で混まないの?」と思われそうですが、意外と大丈夫。
今まで年末年始やお盆などにも利用していますが、ほとんどの席が埋まっているものの「満員で座席がとれなかった」ということは今のところありません。
但し、座席指定ができないので、「家族全員で並びでとりたい」ということになると、直前の予約は厳しいかもしれません。
お子様連れ専用車両のデメリット
1.本数が少ない。1日片道2本のみ(混雑予想期間は片道4本に増便)
2.東京駅で降りる場合、エレベーターが遠い(6,7号車付近)。
3.直前キャンセルができない。キャンセル料がかかる。
4.座席指定ができない(並びが良いか、離れても良いか等は一応選べる)
ざっとまとめると、このような感じでしょうか。
なぜかイベントや予定を入れている日の直前に、体調を崩しがちな小さなこども…
直前キャンセルができないのはちょっと痛手ではあります。
ただ、長時間新幹線に乗る側としては、とにかく(過剰に)気を遣わず安心して乗れること、こどもとのびのびと車内で過ごせることのメリットがとても大きく、わが家はこども連れ専用車両を利用しています。
その他知っておきたい便利情報
各新幹線の多目的室の位置
各新幹線によって、多目的室の位置が変わります。
窓口でチケットを購入するときは「乳児がいて授乳の必要がある」ことを伝えると、多目的室近くの座席を用意してくれることも。
東海道新幹線:全列車11号車
山陽新幹線:11号車(16両編成)、7号車(8両編成)
九州新幹線:7号車(8両編成)、5号車(6両編成)
上越、北陸新幹線:9号車(E2系10両編成)、7号車(E7系12両編成)
東海道新幹線のおすすめ座席
のぞみなら11号車後方の座席が断然おすすめ!
なぜなら、
・12号車との間にある多目的室が近い
・オムツ替えシートがある多機能トイレが近い
・泣き出してしまった時に退出してあやせる、広いデッキがある
など、赤ちゃん連れに嬉しい施設が近いからです。
まとめ
今回は、最新の新幹線おすすめファミリー車両情報と、お子様連れ専用車両に実際乗ってみて感じたことをまとめました。
・旧ファミリー車両から名称変更して誕生したのが「お子様連れ専用車両」
・2023年のGW期間にも「お子様連れ専用車両」の設定があり、とても便利!
・子連れでも安心、多目的室に近いなどのメリットがある。
・本数が少なく、直前キャンセルができないなどのデメリットもある。
わが家は転勤族なので、「実家の近くには住みたい」という願いは基本叶いません…
なので、こどもが0歳の時からよく新幹線を利用していました。
特にこどもと2人きりで帰省する時には、長い道中心細く、特に新幹線移動中は
「どうやって静かにさせよう…」
と不安がつきものでした。
お子様連れ専用車両ができてから、心の負担が少なく快適に過ごせるようになったと感じています。
新幹線で帰省や旅行をお考えの方に、少しでもお役に立てますように!
コメント