訃報|宝塚歌劇団の振付師・羽山紀代美先生逝く|経歴と人気の理由

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2023年6月13日、宝塚歌劇団で振付家として活躍されていた羽山紀代美先生の訃報が報じられました。

引用:タカラヅカ・スカイ・ステージ (tca-pictures.net)

自らも宝塚歌劇団で、元星組の娘役として活躍し貢献してきた羽山先生


今回は、生徒やファンに愛された歴史的宝塚の振付師・羽山紀代美先生について、訃報の詳細と経歴や人気を誇った理由について調べてまとめました。

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訃報|宝塚歌劇団の振付師・羽山紀代美先生逝く

2023年6月13日、宝塚歌劇団の人気振付師として多くのファンに愛された、羽山紀代美先生の訃報が報じられました。

きっかけは、元宝塚女優の檀ひとみさんのInstagram

「マコちゃん先生」と呼ばれていたのですね


ご自身も宝塚出身であり、後輩たちを指導する立場である以上、厳しい面ももちろんあったのでしょうが、それ以上に後輩たちから愛される存在であったことが伝わってきます。

なお、訃報は公式に発表されているわけではなく、亡くなられた日付や、死因については調べてみましたが特定できませんでした


経歴と人気の理由

羽山紀代美の経歴

名前:羽山紀代美(はやまきよみ)
本名:大久保昌子(おおくぼまさこ)
生年月日:1945年1月11日(享年78歳)
出身地:大阪府大阪市


昭和34年に宝塚音楽学校に入学。
宝塚入団時の成績は66人中25位だったといいます。

踊りが得意な星組の娘役として活躍し、13年間在団しました。

同期は鳩山由紀夫前首相の妻・鳩山幸さんなど


退団を申し出た時に、その踊りの技術を評価され、振付家として後輩たちの指導にあたることになったそう。

1975年、月組公演『恋こそわが命/イマージュ』で振付家としてデビューしました。

その後は振付師として数々の名舞台を手掛け、2006年には菊田一夫演劇賞特別賞を受賞
2014年には、「宝塚歌劇の殿堂」に入っています


人気の理由

宝塚の振付師と言えば、❝鬼の喜多❞と呼ばれる喜多弘先生や、『エリザベート』の振り付けを手掛けた尚すみれ先生など、厳しくも非常に多彩な先生が多く在籍されているイメージがあります。


そのなかでも羽山紀代美先生が高い人気を誇り、愛された理由は何だったのでしょうか。


ネット上の声を拾ってみたところ、手掛けてきた作品の素晴らしさはもちろんのこと

娘役出身ながら、男役の魅力を存分に伝える独自の特徴的な振付が多い

との声が多く聞かれました。

ファンならば、「この振付は羽山先生だな」と分かるほどだといいます


過去の代表作は、

●ヒート・ウェーブ
●ベルサイユのばら
●国境のない地図
●エリザベート  など


特に、黒燕尾の場面の振り付け評価が非常に高く、男役が最高に格好良く見える振付を考える天才だったようです。


別れを惜しむ声

ネット上では、羽山先生の突然の訃報に驚き、別れを惜しむ声が多く聞かれました。

まとめ

今回は、生徒やファンに愛された歴史的宝塚の振付師・羽山紀代美先生について、訃報の詳細と経歴や人気を誇った理由について調べてまとめました。

羽山先生の訃報を受けて、たくさんのファンの方のコメントを拝見しました。
作品はもとより、そのお人柄やファンの心を掴み、たくさんの人から愛されたその人生を、今日目の当たりにした気がします。

心より、ご冥福をお祈りいたします。

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