ドラマ『あなたがしてくれなくても』結末予想と視聴率低迷の理由!話題の主題歌も

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2023年4月13日(木)よる22:00に放送がスタートした、ドラマ『あなたがしてくれなくても』

原作はハルノ晴の同名漫画で、お互いを思い合っているのに心が交わらない、すれ違う2組の夫婦の切ない大人の恋愛を描いたドラマです。


実は原作漫画の大ファンでもある著者。エキセントリックなタイトルに惹かれて手に取ったのがきっかけですが、そのストーリー展開にどんどん引き込まれていきました。


ストーリー自体に大げさな盛り上がりがあるわけではないけれど、だからこそ現実的で、身近に感じて、人々の小さな心の変化が細やかに描写されているハレノさんの漫画はとても心に刺さるのですよね。

今回は、ドラマ『あなたがしてくれなくても』の結末予想と視聴率低迷の理由、話題の主題歌について調べてまとめました。


ドラマ『あなたがしてくれなくても』結末予想


ビジュアルはこちら。かなり原作に寄せていますね!奈緒さんの雰囲気も主人公そのまま。

主な登場人物             人物設定
吉野 みち主人公。現在32歳で、陽一と結婚して5年。夫婦仲は良いものの、
スキンシップが一切ないことに虚しさを覚えている。真面目な性格。
吉野 陽一みちの夫。35歳の会社員、いつもなんだか気だるそうな感じの雰囲気。
みちの気持ちを知りながら逃げている。原作では、一度だけ会社の同僚である
三島と浮気してしまう。
新名 誠みちの会社の同僚。誠実で真面目な性格。キャリアウーマンの妻がいて、みちと同じ悩みを抱いている。
新名 楓誠の妻で、バリバリのキャリアウーマン。何よりも仕事が好き。誠の優しさに
甘えており、気が強い。

原作についてもまだ完結していないので、あくまでも個人の予想になりますが

みちも新名もお互いに離婚し、且つ2人とも別の道を歩んでいくのではないか、と考察します。


※以下、原作最新話のネタバレあり※

お互いに同じ悩みを抱える同志として気になる存在から、少しずつ心惹かれていたみちと新名。

また、一度きりではありますが、みちの夫・陽一も同僚と浮気をしていました(これはドラマでいうところの三島という謎の女性が相手になると思います)。
みちはこのことを知りません。


最終的に新名は自分の気持ちを真っすぐに妻・楓に打ち明け、楓も「本音を言ってくれてうれしい」と言いますが、あることをきっかけに新名とみちの心の浮気に気づいてしまい暗雲が…

一方で、陽一とみちも話し合いの場を設けますが、陽一が仕事で来られなくなったという電話があり、その場に来たのはなんと義母。みちの不信感はさらに募ります。


そして最新話では…

みちは陽一に離婚届を渡し、陽一もそれにサインをします。

みち「陽ちゃんとの思いでは消えることないよ!陽ちゃん、私と結婚してくれてありがとう」

陽一「ゴメン、みち、誰よりも愛してたのに抱きしめてやれなかった」


お互いの思いをこのように伝えあっていることから、みちと陽一は離婚をすることがほぼ確定だと思います。


新名と楓についても、一旦は元のサヤに無事収まったかのように見えました。
しかし楓は、会社の同僚に言われた

「どうしてそんなに我慢しているの?
自分を保てないほど耐えて、心を壊してまで一緒にいることになんの意味があるの?」

という言葉が心に引っ掛かり忘れられません。

最終的には、新名よりも楓のほうが耐えられなくなり離婚してしまうのではないか、とも考えられますね。


ドラマについては、原作とキャラクターの設定が異なる部分もあり、漫画の通りに話が展開するかはわかりません。

今後の展開が楽しみですね!


視聴率低迷の理由

ドラマ『あなたがしてくれなくても』の4月13日初回放送の視聴率は、5.8%でした。

この視聴率が高いか低いかですが、やや低迷気味のスタートということになりそうです。

過去の同時間の放送枠については人気ドラマが非常に多く、過去話題になった『silent(初回視聴率6.4%)』、『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜(初回視聴率13.3%)』など。


ちなみに前クールで放送されていた『忍者に結婚は難しい』の第1話の視聴率は7.0%でした。

なぜ、視聴率が好調ではないのか。
その理由としては、おそらく以下のような事情があると推察されます。


ドラマの題材

この時間帯のドラマであれば、家族そろってリビングで見る、という家庭も多いのではないでしょうか。

このドラマが扱うテーマは、原作のタイトル通り「夫婦関係の不一致」、しかもかなりセンシティブな内容がメインです。

明るくハッピーな恋愛コメディとは違い、お茶の間で家族と一緒に見るのは少し気が引けてしまう内容であることも、一因としてあるように思います。

リアルタイムの視聴者が少ない

上記のような理由でリアルタイムで見ることができない場合、Tverなどの動画配信サービスを利用して「あとでゆっくり、一人で見よう」という人もいるでしょう。
その分視聴率か低下しているとも考えられます。

同じく❝家族と一緒には見るのはちょっと気まずい❞であろう『昼顔』は高視聴率じゃないか!

というツッコミが聞こえてきそうですが、やはり10年前と比べた時に、視聴者が置かれている環境の変化も大きいのではないでしょうか。


見逃し配信や動画配信サービスの普及に伴い、視聴者も以前ほどリアルタイムで見ることを重視しなくなっているように感じます。


話題の主題歌も

ドラマ『あなたがしてくれなくても』の主題歌は、稲葉浩志さんの「Stray Hearts」です。
実はこの曲、稲葉さんが民法のドラマで初めて、この作品のためだけに書き下ろした特別な曲なんです。


❝stray❞は直訳すると、❝さまよう、迷い込む❞など一時的に正道を踏み外してしまうこと。


満たされない愛情と受け入れてもらえない虚しさを抱えて、心のよりどころを求めてさまよう人間の心を表現しているんだそう。

稲葉さんは、この楽曲について

「本当は互いにもっと寄り添いたいと思いながらもすれ違い、じりじりと行き場をなくす感情、それでも何かを信じたい希望、登場人物たちのそんな心の彷徨を歌にできたらと思い『Stray Hearts』を作りました」

とコメントしています。

ちなみに挿入歌は、同じく稲葉さんが歌う「ダンスはうまく踊れない」です。

こちらの曲は井上陽水さんが作詞作曲した楽曲で、1977年に現在の奥様・石川セリさんが歌いリリースされ大ヒット。また、1982年には高樹澪さんがカバーしてリバイバルヒット。


井上さん自身もその2年後にセルフカバーしてアルバムリリースされています。

世代を超えて、長い間歌い継がれる名曲なのですね♪

まとめ

今回は、ドラマ『あなたがしてくれなくても』の結末予想と視聴率低迷の理由、話題の主題歌についてまとめました。

・原作も未完結だが、両夫婦とも離婚して別の道を歩むのではないかと考察。
・視聴率低迷の理由は「ドラマの題材」と「動画配信サービスの普及によるリアルタイム視聴者の減少」か
・主題歌は、この作品のためにB’Zの稲葉浩志が書き下ろした『Stray Hearts』

夫婦関係に正解はありませんが、どんなに順風満帆に見える夫婦の間にも、小さな悩みや違和感は潜んでいると思います。

原作も非常におもしろいので、読んだことがない方はぜひ手に取ってみてくださいね♪

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