坂口憲二とジュニアの病状が一致!何の病気で治った?CMと教場で9年ぶり復帰

人物

坂口憲二さんといえば、ドラマ『医龍』や『池袋ウエストゲートパーク』などで人気を博し、男女を問わず幅広い年齢層にファンを持つ素敵な俳優さんですよね!

最近姿を見かけないな…

と思っていた方もいると思いますが、実は特定難病への罹患を発表し、2018年5月から無期限休養に入っていました。

そんな坂口さんが、2023年4月から放送の月9ドラマ『風間公親ー教場0ー』に出演することが決まり、9年ぶりに俳優業に復帰することが大きな話題になっています。

今回は、坂口憲二と、同じく以前休養していたジュニアの病状が一致している?、何の病気で完治したのか、ドラマ教場とCMで9年ぶり復帰の話題について、調べてまとめました。


坂口憲二とジュニアの症状が一致!

坂口憲二の症状と経過

坂口さんが脚に突然痛みや違和感を感じるようになったのは、2012年の舞台『十三人の刺客』の公開期間中でした。

体の異変に気付きつつも、俳優業で多忙なこともあったのか騙し騙し仕事を続けていた坂口さん。

2014年の春になって初めて大きな病院に診察に行き、同年7月に精密検査を受けましたが、そこでもまだ病名は発覚せず。

病名が確定するまでにもどんどん症状は進行していき、2014年6月に執り行われた加藤あいさんの結婚式には松葉杖をついて駆けつけたと言います。

その頃には自力で歩くことができないほどに病状が悪化してしまったのですね。

その翌年、2015年に入って初めて、特定指定難病「特発性大腿骨頭壊死症」であることが判明しました。

病名の判断に1年以上かかるとは、どれだけ希少で判断が難しい病気なのかがわかりますね。

そして、この難病を同じく患っていた方がもう一人…


千原ジュニアの症状と経過

そのもう一人というのが、人気お笑い芸人の千原ジュニアさんです。

ジュニアさんが股関節に痛みを感じるようになったのは2020年の暮れ。
突然右股関節に痛みが走ったと言います。

その時は病院にかかるまでもないと思ったようですが、半年後には自力で右足をあげられなくなるほど急速に病状が悪化

病院で精密検査を行ったところ、特定指定難病「特発性大腿骨頭壊死症」であることが判明しました。

一時期は薬で痛みを抑えていたものの、夜中に何度も激しい痛みで目を覚ますなど、一年近く耐えがたい苦痛を味わうことに…

最終的に2022年3月に人工股関節を入れる手術を決意したんだそうです。

こちらの動画の中で病状の経過や手術について、詳細を語られています。


2人の症状の共通点

以下、お二人の病状の経過をまとめてみました。

坂口憲二さんの場合
2012年 初めて症状が出る
2014年春 症状が進行し病院にかかる
2014年6月 自力歩行が難しくなる
2015年 病名が確定

千原ジュニアさんの場合
2020年暮れ 寒い中ロケで走った2日後に痛みが発症
      鍼灸などに通うが痛みが治まらず。
2021年2月 病名が確定
2021年6,7月頃 自力歩行が難しいほどに悪化
2022年3月 人工関節置換手術に踏み切る

お二人の症状や経過から考えると、

突然生じる原因不明の脚の痛み
●発症からすぐに病名の判断がつかない
●病状が露呈するようになってからの悪化スピードが早い

といったことがこの病の特徴と言えそうです。


何の病気で治った?

なんという病気?

坂口さんやジュニアさんを苦しめたこの病気は、「特発性大腿骨頭壊死症」といいます。
厚生労働省が指定する特定難病のひとつです。

これまで、先述した千原ジュニアさんや、堀ちえみさん、故・美空ひばりさんも罹患したと言われている難病。

一体どのような病なのでしょうか。

ちなみに大腿骨とは、骨盤と膝関節を繋ぐ太い骨で、人体最大の管状骨


症状や経過は

「特発性大腿骨頭壊死症」は、一言でわかりやすく言えば「大腿骨が壊死してしまう原因不明の難病」です。

なんらからの原因で大腿骨への血流が途切れてしまい、徐々に組織が壊死・骨が陥没してしまいます。
血流が途切れた状態でも、体重を支えるために圧力がかかり続けるので、一度発症すると病状はどんどん進行していきます。

通常の大腿骨壊死症に比べて、急速に症状が悪化・進行していくことがその特徴。
意外にも骨が壊死しただけでは痛みが出ないため、この段階で気がづくことが困難です。
しかし、急速に組織が壊死した大腿骨が体重がかかり続けることで陥没することによって、骨折に似た激しい痛みが生じます。


実際の経験者の声

ネット上では、実際に「特発性大腿骨頭壊死症」を経験された方の声が聞かれました。

骨折しながら歩くようなもの…想像を絶する、とてつもない痛みです

また手術をして人工関節に置き換えた場合、何十年後かに交換するための手術が必要とのこと。
一度重症化すると、何十年先までうまく付き合っていかなければならないのですね。

現在は完治している?

結論としては、「完治」とは言えないかもしれませんが、仕事に復帰できるまでには良い状態になっていると思われます。

「特発性大腿骨頭壊死症」の治療方法は、大きく分けて2つあります。

①保存療法・・・壊死した部分は負荷をかけ続けなければ修復し、2,3年もすると通常の組織に回復すると言われています。
負荷をかけないための歩行補助具の装着など病状の進行を食い止めることを優先する治療法です。

②手術療法・・・組織の壊死が広範囲に及んでいる場合や、病状がかなり進行している場合には手術に至る場合もあります。

手術の方法は以下3つ】
・大腿骨内反骨切り術
・大腿骨回転骨切り術
・人工関節置換術

坂口さんが受けた治療法は、大腿骨の骨を切って回転させ、負荷のかからない状態で固定する処置法「大腿骨回転骨切り術」と呼ばれるものです。

ちなみに千原ジュニアさんや堀ちえみさんは、「人工関節置換術」を受けています。

通常、壊死した骨の再生には少なくとも2,3年かかると言われていて、それ以降も継続的な観察とリハビリが必要とされます。

坂口さんの場合、

●2018年に大腿骨回転骨切り術の手術を受ける。
●骨の再生に2,3年→2020,2021年頃までは要安静
●それ以降2年ほどにリハビリに励む

と考えると、復帰の時期についても納得がいくのではないかと思います。

充分な安静期間とリハビリを受けて、万全な状態で今回の復帰に臨んだと言えそうです。

とはいっても、今後も経過観察が必要と言われる原因不明の難病ですから、決して無理はなさらないでほしいですね。


CMと教場で9年ぶり復帰

「サントリー生ビール」新CMに出演

長らく闘病生活を送っていた坂口さんですが、2023年4月から「サントリー生ビール」のCMで俳優業に復帰されました。

このニュースを知らなかった著者は、CMが流れた瞬間に悲鳴をあげました(笑)

CMへの出演は5年ぶり程ですが、変わらぬイケメンぶり…!!
むしろ年を重ねてダンディさも加わり、ますます素敵になられていました。

坂口憲二さん出演のサントリー生ビールのCMメイキングはこちら

まだ少し足をかばっているようにも見えますが、順調に回復されているようです。


久しぶりにテレビの画面上で坂口さんの爽やかな笑顔を見られて嬉しいですね!


月9ドラマ『風間公親ー教場0ー』にも

坂口さんは、2023年4月から放送開始のドラマ『風間公親ー教場0ー』で、なんと9年ぶりとなるドラマ復帰を果たしました。

❝決して表には出ない、風間の裏のバディ❞という役どころがぴったり。

変わらずワイルドで、どこかミステリアスな雰囲気がとてもかっこいいですね!

5月8日に放送された第5話で坂口さんが登場すると、

「待ってました!!」
「つ、ついにこの時が…」
「坂口さん、おかえりなさい」

とネット上ではファンからの歓喜の声が相次ぎ、Twitterのトレンド入りを果たすなど大きな反響を呼びました。

ドラマにおいても、坂口さん演じる風間(木村拓哉)の後輩刑事・柳沢浩二の今後の暗躍が楽しみですね。

第6話以降も引き続き登場予定なので、お見逃しなく!


まとめ

今回は、坂口憲二と、同じく以前休養していたジュニアの病状が一致している?、何の病気で完治したのか、ドラマ教場とCMで9年ぶり復帰の話題について、調べてまとめました。

坂口憲二と千原ジュニアは同じ病気に罹患していた
「特発性大腿骨頭壊死症」は、原因不明で国指定の特定難病
・完治したとは言い難いが、病状は予後良好と思われる
・無期限休養発表から5年、ドラマについては9年ぶりの復帰で話題

これからまた、ドラマやバラエティなどで坂口さんの元気な姿を見られると思うと嬉しいですね。

今後の活躍を引き続き楽しみにしています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました