2023年6月10日、車いすテニス・全仏オープン戦(男子シングル決勝)で、現役高校生の小田凱人選手が初優勝を飾りました。
17歳(と33日)での4大大会優勝は、男子シングルスで史上最年少の快挙!
【速報 JUST IN 】テニス 全仏オープン 車いすの部 小田凱人が17歳で最年少優勝 #nhk_news https://t.co/Oy1MNTL3wI
— NHKニュース (@nhk_news) June 10, 2023
車いすテニスといえば、いまだに国枝慎吾さんの絶対王者のイメージが強いのではないでしょうか。
いま、その後継者として名高いのが小田凱人選手です。
今回は、小田凱人の両親や家族構成について、また活発なサッカー少年をある日襲った病魔とは何だったのか、調べてまとめました。
小田凱人の両親や家族構成は?
小田凱人の経歴
わずか17歳で四大大会を制し、一躍時の人となった小田選手。
一体どのような経歴を持った人物なのでしょうか。
テニス・全仏オープンの車いす部門男子シングルスで、17歳の #小田凱人(ときと)選手が初優勝を決めました。写真は今年2月、朝日新聞の取材に応じた小田選手です。(諫) pic.twitter.com/uU3chs4xQg
— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) June 10, 2023
名前:小田 凱人(おだときと)
生年月日: 2006年5月8日(2023年6月時点で17歳)
出身地 :愛知県一宮市
身長:175cm
利き手:左手
まず、お名前は「ときと」と読むのですね!
「勝利への凱旋」という意味が込められているそうで、 パリの凱旋門が名前の由来なんだとか。
今回まさにその名前の由来となった地、仏パリでの試合で世界ランキング1位の称号を勝ち得たということで、とても感慨深いですね!
過去の試合成績としては、
●2020年 ジュニアマスターズの国際大会「Cruyff Foundation Junior Masters」優勝でジュニア世界ランキング1位に
●2022年 車いすテニス年間王者決定戦のNECマスターズで優勝し、史上最年少世界年間王者となる
●2023年1月 全豪オープンで準優勝
●2023年4月 天皇盃ジャパンオープンで初優勝
●2023年6月 全仏オープンでグランドスラムを初制覇
ジュニア時代からとんでもない強さを誇っていたのですね…!!
両親や家族構成は
【写真まとめ】小田凱人、全仏OP車いすテニス初制覇 世界1位確定 https://t.co/WOZqw0rY4X
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) June 10, 2023
テニスの全仏オープン・車いす部門の男子シングルスで、世界ランキング2位の17歳、小田凱人(ときと)(東海理化)が同1位のアルフィー・ヒューエット(英)を破り4大大会で初優勝を果たしました。
ご両親について調べてみましたが、一般の方ということもあり、お名前や顔画像を確認することはできませんでした。
ただ、幼いころからの抜群の運動神経をみるに、ご両親も過去にスポーツで活躍されていたのかもしれませんね!
小田選手の名前の由来が「勝利の凱旋」ということからも、何かしらの❝勝負の世界❞で活躍されていた方なのではと思います。
今回のグランドスラム初制覇を受けて、メディアへの出演や取材などが入る可能性もありますので、詳細が分かり次第随時追記していきます。
また、小田選手には、姉と弟がいることが分かっています。
しかし、小田選手自身が現在17歳の高校生であり、ご姉弟のどちらもまだ未成年・学生である可能性が高そうです。
そうなると、氏名や詳細が公表される可能性は低そうですね。
こちらも家族インタビューなど新たな情報は入り次第、追記していきたいと思います。
サッカー少年を襲った病魔とは
現在は車いすテニスで飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍している小田選手ですが、幼い頃はとても活発なサッカー少年だったといいます。
一時期は本気でプロサッカー選手を目指していたそう
抜群の運動神経と瞬発力、反射神経。
もしサッカーを続けていたら、サッカー選手になっていたかもしれませんね!
ところが、そんなサッカー少年を突然の病魔が襲ったのは、小学校中学年、小田選手が9歳の時。
左脚に骨肉腫を発症、左脚の股関節と大腿骨の一部を切除して人工関節に置き換える大手術を行いました。
骨肉腫ってなに?
骨にできる悪性腫瘍。「肉腫」とは、つまり「癌」のこと。
発症頻度は人口50万人あたりに1人、日本での年間発症数は約250例とかなり稀な病。
好発年齢は10~20代と若者が多いが、60代以降で発生することもあります。
引用:済生会
手術は成功したものの車いす生活を余儀なくされ、サッカー選手になる夢を諦めざるを得なくなった小田選手。
そんな小田選手にとって希望となったのが、他でもない、車いすテニス競技で大きな活躍を見せた国枝慎吾選手の姿でした。
国枝選手の勇姿を見て、大きな感動を覚えたそう
"入院中に動画投稿サイトで2012年ロンドン・パラリンピック決勝で金メダルを取った国枝慎吾選手の映像を見て、車いすテニスの魅力を知った。"
— koji tozawa (@jumbokoba) June 10, 2023
全仏テニス車いす部門、17歳の小田凱人が最年少で4大大会優勝:朝日新聞デジタル https://t.co/Dz8T8RJp8h #
医師に「パラスポーツを始めてみては?」と勧められたこともあり、❝心を動かされた❞車いすテニス競技に本格的に打ち込むことに。
持ち前の運動神経の良さと多大なる努力の結果、史上最年少でのグランドスラム制覇・世界ランキング第一位の座を勝ち取ったのです。
まとめ
今回は、小田凱人の両親や家族構成について、また活発なサッカー少年をある日襲った病魔とは何だったのか、調べてまとめました。
・両親の詳細は不明
・家族構成は【父・母・姉・本人・弟】の5人家族
・幼い頃の夢は「サッカー選手になること」
・9歳の時に左足に骨肉腫を発症し、車いす生活に
・国枝慎吾選手の影響で、車いすテニスの選手を志した
もともとの才能もあるでしょうが、文字通り血のにじむような努力を重ねた結果の素晴らしい試合結果だったのでしょう。
これからの活躍をより一層楽しみに応援しています!!
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