【なぜ今】ガーシーが帰国した理由4選!日本に帰れない本当の理由が闇

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2023年6月4日、ガーシーこと東谷義和氏がおととし冬ぶりに日本に帰国し、成田空港で待機していた捜査員に確保されました。

昨年7月の参院選比例代表で旧NHK党から参議院議員に初当選した後も、一度も国会へ登壇することはなく、「絶対に日本に帰らない」と堂々公言していたガーシー氏



一体どのような心境の変化があったのでしょうか。


今回は、ガーシー氏がなぜ今帰国するという決断に至ったのか、また、今まで帰国しない(できなかった)理由について調べてまとめました。


【なぜ今】ガーシーが帰国した理由4選!

今回飛行機にひとりで搭乗し、成田空港に着いてから確保の流れとなったガーシー氏。


パスポートをすでに失効しているため、何らかの形で日本国からの許可がなければ飛行機に搭乗することはできないはず。

また、日本側による強制送還であればひとりで飛行機に乗って帰国することはまずない

そしてアラブ首長国連邦(UAE)の場合、仮に滞在者の母国のパスポートが失効していたとしても、ゴールデンビザを保持していれば滞在し続けられるとされており、UAE側が主体となって強制送還される可能性はかなり低い。


ゴールデンビザとは、UAEが定めるビザの制度で、医師や芸術分野など各界で優れた能力を持つ人物に与えられる、最長10年の居住ビザのこと。


ガーシー氏は今回なぜ急転直下の緊急帰国を決めたのでしょうか。

理由①司法取引が成立したから

一番有力とされているのが、司法取引が成立したからではないか、というもの。



警視庁によると、5月下旬に日本から捜査員を1週間程度UAE(アラブ首長国連邦)に派遣しており、現地当局と調整を続けていたそう。


警視庁は「少なくとも自主的な帰国ではない」としていて、日本からの働きかけによって、UAE側が何らかの措置を講じた結果、突然の帰国に至ったとみています。


つまり、
「日本側から働きかけて、アラブ首長国連邦(UAE)側になんらかの司法取引(詳細は不明)を持ち掛ける。→取引が成立し、UAE側が何らかの措置を講じて、ガーシー氏は帰国せざるを得なくなった」
という構図のようですね。


あくまでも日本国による強制送還ではないので、帰国する際に捜査員の同行がなかったのにも説明がつきそうです。

※追記※

捜査関係者によると、国際手配は当初、所在確認を求めるのみの「青手配」と呼ばれるものでしたが、身柄拘束を求める「赤手配」に切り替えていたことが判明。
UAE側からの事実上の「強制送還」であった可能性が高まりました。


理由②立花氏の後ろ盾

帰国した場合、緊急逮捕も含めて今後どうなるのかということは、ガーシー氏にとって不安要素のひとつであったことは間違いありません。

そしてそんななかで、帰国後の道筋が見えてきたことも、今このタイミングで帰国を決めた理由のひとつではないかと言われています。

その後ろ盾となっているのが、元NHK党の立花氏です。


今回の帰国に際しても、機内にいるガーシー氏とLINEで連絡を取り合っていたことを明かしています。

「逮捕イコール有罪ではない」
「司法での戦いを全力でサポートしていく」
「無罪が無理でも実刑にはさせない」
「絶対に保釈させる」

など、ガーシー氏に対して全力で支援することを約束したという立花氏。


立花氏との対談動画をアップした、ホリエモンこと堀江貴文氏

「僕はね、逮捕されたことがある身としては、あれに関しては別にこれで脅迫になるんですか?しゃあないですって普通に認めたら、普通に20日で帰ってこれると思いますよ」

「すいませんって言ったら全然別に。そういうタイプの事件じゃないですか、あれって。認め方次第ですけど、認めれば保釈ですよ。完全に」

と語っていました。

経験者の説得力の強さよ…


保釈されれば今まで通りネットでの配信も再開できる見通しで、こうした情報が入り帰国後のサポートを得られる見込みが立ったことも、一因であるかもしれません。


理由③家族への配慮

今まで強気な姿勢を崩さなかったガーシー氏ですが、一度だけ動画の中で涙を見せる場面が。


それは、警視庁がガーシーの収益の一部が親族の口座に渡った可能性があるとみて、母親宅を家宅捜索した、という報道を受けて発信されたもの。

「おかんは77歳で、自分がやってることとは一切関わっていない」
「頼むからおかんは勘弁してください」
「70代のおかんを捕まえて拘留して何が出るんですか」

と涙ながらに語る姿が印象的でした。


動画の中では父親が自ら亡くなっていることを明かしており、以前から母親が苦労している様子を間近で見てきたのかもしれません。

帰国を先延ばしにすることで、親族に迷惑がかかることを憂慮する部分もあったのかもしれませんね。


理由④ 金銭面で苦慮

暴露活動の主体となっていたユーチューブアカウントを昨年7月に停止されているガーシー氏。

また、その後ツイッターやインスタグラムのアカウントも停止になるなど、ことごとく情報の発信源を遮断されています。

ガーシー氏は、アカウントが停止される以前に、複数の動画にプライバシー侵害の注意喚起があったことを明かしています。

オンラインサロンも4月の更新を最後に閲覧できない状態に


今まで暴露動画で莫大な閲覧数と金額を稼いできたガーシー氏ですが、現在その一切の収益源が絶たれ、しかも国際指名手配されたことで、今後ますますその活動には制限がかかることが予想されます。


こうしたなかで、現実的な問題として、金銭的に生活が厳しくなっていくことは容易に想像ができますよね。

金銭的な問題も、これ以上のドバイへの残留を難しくする理由のひとつであったかもしれません。


日本に帰れない本当の理由が闇

表向き上、日本に帰ることができない理由について、

「別に陳謝をしに行くのが嫌とか、国会に出るのが嫌とかじゃなく、あくまでやっぱり、警察当局の任意の事情聴取に対する説明がちょっと不透明すぎたので、警察にいきなり呼ばれて理由わからず、とりあえず来てくれ。で、行きたくないですよね、普通は。びびらない人、世の中いないと思うんですよ。普通に怖いだけなんです」

と動画の中で説明していたガーシー氏。


もし一切法に抵触することをしていないのであれば、警察の任意聴取をそこまで恐れることはない気もしますが…


しかし、実際にはもっと闇が深く、「日本に帰ったら最後、司法の手が及ばないところで、自分に危害が加えられることを恐れているのではないか」と言われています。


根拠となるのは、2022年7月17日にYouTuber麻生泰氏の動画にゲスト出演した際に、ガーシー氏自らが話していたこちらの内容。

どこかで警察を信用できていない部分もあって。あと、安倍さんのこともあって、愉快犯を含めて、俺のことをなにかしようと思ってるヤツも出てくるやろうなって。ぶっちゃけ、めちゃくちゃ怖いです」


今回ガーシー氏を告訴したと言われる、俳優・綾野剛さんはイメージダウンによって仕事が激減してしまったというし、ジュエリーデザイナー・福谷公男さんは表参道で経営していたジュエリーショップを撤退せざるを得なくなったと言います。


今までその真偽は不明として、「暴露動画の配信」という人の恨みを多く買う所業を行ってきたガーシー氏。

本当に恐れているのは日本の警察による任意の事情聴取や不当逮捕ではなく、わざわざ具体的に安部首相の件を例に挙げているように、命の危機を含む何らかの危害が自らに及ぶのではないか」また、それに対して「怖いという感情を抱いているのではないか」と感じます。


逮捕されれば、仮に執行猶予がついたとしてもパスポートの取得が制限されるため、身の安全を確保しやすい(とご本人が思っている?)海外への出国が難しくなるというのもひとつネックになっているかもしれませんが…


その本心は、この動画で語っている「俺のことをなにかしようと思ってるヤツが出てくる(中略)めちゃくちゃ怖い」という言葉に凝縮されているように感じました。


まとめ

今回は、ガーシー氏がなぜ今帰国するという決断に至ったのか、また、今まで帰国しない(できなかった)理由について調べてまとめました。

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