鍵山優真選手といえば、北京冬季オリンピックに出場し、若いながらに堂々とした演技が世間の注目を集めました。
結果として、銀メダル獲得という快挙を成し遂げていましたね!
【#PIW2023_2024横浜公演】
— プリンスアイスワールド【公式】 (@princeiceworld) May 2, 2023
明日5/3から出演のゲストスケーター #鍵山優真 さんも新プログラムを披露されることとなりました!
ご来場の皆さま、ぜひお楽しみに!https://t.co/Q5xt8rS8Ld pic.twitter.com/ileOazh6gJ
そして、その素顔は神奈川県横浜市出身の19歳で、中京大学スポーツ科学部に籍を置く現役の大学生でもあります。
ほんの一握りの選手しか日の目を見ない厳しい世界で、目覚ましい成長を見せている彼が一番尊敬する人、それは「父親」。
鍵山優真選手の父親とは、一体どのような人物なのでしょうか。
その職業や収入、経歴について調べてみました。
また、父子家庭といわれる家庭環境や病気の噂についてもまとめました。
鍵山優真の父の職業は?
鍵山優真選手の父親は、鍵山正和さんという方です。
実は現在、フィギュアスケートのコーチとして息子である鍵山優真さんの指導をしています。
NICE SHOT📸#フィギュアスケート 男子シングル
— TEAM JAPAN (@TeamJapan) February 11, 2022
銀メダルを獲得した #鍵山優真 選手と父である #鍵山正和 コーチのツーショット✨🥈#Beijing2022 #TEAMJAPAN #がんばれニッポン#オリンピック pic.twitter.com/C2jAbUzHFT
息子である優真さんとも、とても仲がよさそうですね!
「テレビで一緒に映っているのを見かけたことがある!」という方も多いのではないでしょうか。
これまでの職歴を調べてみたところ、富山スケートセンターや風越公園アイスアリーナなどのスケートリンクのインストラクターを経て、現在は横浜銀行アイスアリーナの専属インストラクターをされているようです。
アイススケートの専属インストラクターの収入は?
フィギュアスケートに関して言えば、働き方やどのような選手のコーチにつくからによって大きく収入が異なります。
例えば、単なるスケート教室の先生や、コーチのアシスタントとして働く場合には収入は低くなるでしょう。
ある求人募集の情報を見たところ、関東近郊にあるアイススケートリンクのインストラクターで月給21~30万円でした。
ご参考までにですが、元フィギュアスケート選手・村主章枝さんの著書「フィギュアスケートここがわかればもっとオモシロイ!」には「コーチに支払うレッスン代は月額20~30万円、年間で240~360万円」と記載されていました。
人気のあるコーチがひとりの選手を専属でみるということは考えにくいので、複数の選手からの依頼があれば高額の収入が見込めるのではないでしょうか。
但し、今回の鍵山正和さんに限っていえば、息子のコーチということでその点の収入はないと思われるので、今現在判明しているのはスケートリンクの専属インストラクターの職のみですね。
現在の家族の稼ぎ頭は、父ではなく息子の優真選手なのかもしれません。
鍵山優真の父の経歴がすごい!
調べてみたところ、実は父親である鍵山正和さんも、世界を舞台に活躍するフィギュアスケート選手のひとりでした。
その経歴は以下の通り、まさに当時の日本を代表するフィギュアスケーターだったのです。
1991年から3年連続、全日本フィギュアスケート選手権で優勝を果たす
1994年の全日本フィギュアスケート選手権では2位
1992年アルベールビル五輪・1994年リレハンメル五輪に男子シングルでニ大会連続で出場(8位入賞はならず)
1994年世界選手権6位入賞、同年をもって現役引退
3年連続で優勝って本当にすごいですよね!
今の時代でいうところ羽生結弦選手のような存在だったのでしょうか。
鍵山優真選手が、父を尊敬し憧れるのにはこういった背景もあったのでしょうね。
鍵山優真は父子家庭?
鍵山優真さんが父子家庭で育ったというのは事実です。
父である鍵山正和さんは2度の離婚を経験されています。
鍵山優真選手には姉と弟がいるそうですが、別れた母親が引き取り育てているようですね。
鍵山優真の父親は病気だった?
鍵山優真選手の父・正和さんは、2018年6月23日、当時43歳の時に突如脳出血で倒れています。
半年ほどの入院期間を経て退院した正和さんですが、現在も脳梗塞の後遺症として左半身の麻痺が残っています。
短い距離の移動であれば、右手で杖をついて体を支えながら、しかし長距離を移動するときは車椅子が必要なんだそうです。
海外遠征の場面では、息子・鍵山優真選手が父の車椅子を後ろから押して歩く場面も見られました。
氷上では父が師として息子を導き、日常生活では息子が父を支えているのですね。
ちなみに、鍵山優真選手はのちに、当時の状況をこう振り返っています。
「(当時は)あまり状況が理解できなくて、気がついたら父親が病院にいる状態だった」
「父親の指導を直接受けられなくなってしまったが、ジャンプや練習の動画をLINEで送り、それを見た父親からアドバイスをもらって、練習を繰り返す日々」
闘病生活を頑張る父親に良い報告がしたくて、それが原動力となっていたと語っています。
そしてこの困難と苦しい練習の日々を乗り越えて、2019年の全日本ジュニア選手権で初優勝を果たしています。
【 #全日本フィギュア2019】
— ノンノ/non-no (@nonno_staff) December 20, 2019
2019年全日本ジュニア選手権1位
次代を担う今大注目のジュニア選手#鍵山優真 選手⛸️
▶https://t.co/9rRSmlNuNb
コーチは全日本選手権で優勝経験もある父、鍵山正和さんで、親子二人三脚で今大会表彰台を目指す。
ショートは『砂の器』より「ピアノ協奏曲 宿命」 pic.twitter.com/x9dWsN9ycB
このとき鍵山優真選手はまだ16歳でした。
すごく強い決意と意思と凄まじい努力の結果なんだろうなと、感慨無量な気持ちになりますね。
まさに父との強い絆、二人三脚で努力を続けてきた成果が実った瞬間ですね!
まとめ
今回は、今後フィギュアスケート界で活躍が期待される鍵山優真選手の父・正和さんの職業と収入、その経歴や、父子家庭といわれる家庭環境と病気の噂についてまとめました。
・職業は息子(鍵山優真選手)のコーチと、スケートリンクのインストラクター
・年収は不明。インストラクターのみならば、募集要件を見る限りは年収240~360万円程と推測
・父も同じくフィギュアスケート選手だった
・父子家庭は事実、別居の姉と弟がいる
・過去に脳梗塞で倒れ、今も後遺症を抱えて生活している
鍵山優真選手がスケートを始めたきっかけは、やはり父の影響が大きかったといいます。
元オリンピック選手だった父親の職場(スケートリンク)に遊びに行くうちに、スケート競技のおもしろさに触れて、5歳の頃から本格的にスケートを習い始めたんだとか。
父と二人三脚で挑む、世界の舞台。
これからの活躍を楽しみに見守っていきましょう!
コメント