土佐市の移住者カフェニールマーレ強制退去の真相と新居を元気にする会とは

話題

少し前から話題になっている、土佐市移住カフェの強制退去問題

元地域おこし協力隊の方がTwitterに載せた告発文書が次々に拡散され、いまや閲覧数1億回超えという異例の事態が起こっています。


カフェの店長側からの言い分をもとに、大まかに問題になっている内容を説明すると、

地域おこし協力隊で高知県土佐市に引っ越してきた人物が、そこでカフェ経営を始めたところ、地元の権力者に不当な扱いを受け、なかば強引に退去を迫られた。
行政やNPO法人に助けを求めるも手を差し伸べてもらえず、やむなく退去せざるをえなくなった

というもの。


今回は、土佐市の移住者カフェ「ニールマーレ」店長が告発した強制退去の真相と、新居を元気にする会とは何なのかについて調べてまとめました。



土佐市の移住者カフェニールマーレ強制退去の真相

崖っぷちカフェ店長の告発


この騒動が広まるきっかけともなった、当該カフェ「ニールマーレ」の店長が拡散したツイートがこちら

ニールマーレの所在地

店舗名:カフェ ニールマーレ
住所:高知県土佐市新居38-33 新居地区観光交流施設「南風」2F

土佐市新居の仁淀川河口の防災センターの2階にあるカフェ。
土佐の海に面しており、その眺望が素晴らしいと有名になり、市内のカフェランキングで1位を受領したり、市からも表彰を受けるなど少しずつ知名度と人気を伸ばしていた。


強制退去騒動の真相は?

書き出しの「田舎はどこもこうなんですか?」という言葉が少し引っかかりますが、のちに店長さんはこのようにお話しされています。

悔しくて悔しくて、とにかく色んな人にこの話を知って欲しいと思って、つい強い言葉を使ってしまいました。(中略)本当に申し訳なく思ってます。

7年間の営業期間中には地元の方がたくさん足を運んでくれたそう。
それが(カフェ店長曰く)不当な形で立ち退きを余儀なくされ、悔しい思いをされたのでしょうね。

しかし、このツイート自体はカフェ「ニールマーレ」の店長目線で書かれたものであるため、第三者が公平に双方から話を聞いた場合はどう感じるんだろうとも思っていました。


そうした矢先、ライターのヨッピーこと豊田さんが、現地に赴いて(!)直接当事者や関係者から話を聞いたうえで大変分かりやすくまとめてくださいました。


以下ヨッピーさんの記事

SNSで大炎上の土佐市移住者カフェ、現地で起こっている事の総括と問題点

長いですが読む価値あり。
行政と地元権力者との癒着など根深い問題が見えてきますね。

新居を元気にする会とは

NPO法人「新居を元気にする会」とは2014年11月28日に設立されたNPO団体の名称です。


引用:内閣府NPO法人ポータルサイト
https://www.npo-homepage.go.jp/npoportal/gyosei-print/039000376


その活動報告を見ると、

●高知海岸の清掃や海岸を利用したイベントの開催
●不法投棄の監視
●地産販売や交流イベントの企画

などを行っているようです。


また、2020年には「新居を元気にする会」が管理していた「新居緑地公園」を約1億円の費用をかけてリニューアルしたそう。

これに伴い、公園の公共トイレを改装し、建物にペイントを施すなど使いやすく明るい印象にリニューアル。

こうした活動が評価されて、NPO法人の理事長・横山昌一理事長が新聞社の取材に答えていました。


当時の記事には、

公園を管理するNPO「新居を元気にする会」の横山昌一理事長(79)は、「とてもいいものができた。子どもたちも喜んでくれると思う」と笑顔。

と記載されていました。


まとめ

今回は、土佐市の移住者カフェ「ニールマーレ」店長が告発した強制退去の真相と、新居を元気にする会とは何なのかについて調べてまとめました。

●移住者カフェ・ニールマーレの店長によれば、「地元の権力者の意向により半ば強引に退去させられた」との主張
●当該団体の理事長からの公式コメントは発表されていない。ヨッピーさんの記事によれば弁護士から口止めされている様子?
●新居を元気にする会は2014年に発足し、海岸清掃やイベント企画などを行っている模様
●現理事長・横山昌一理事長(内閣府ポータルHPより)と思われる

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